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ケミカルピーリングについて
2005,08,24, Wednesday
皮膚病AtoZ 「ケミカルピーリングについて」
●ケミカルピーリング(グリコール酸)●
治療方法のご説明と注意事項
治療方法のご説明と注意事項
■概略と治療方法
ケミカルピーリングとは、お肌に化学物質(酸)を塗布することにより、角質や表皮を剥離・溶解させる行為を総称して言います。欧米ではシワの除去や美白の ためにより強い酸を用いた深いレベルでのピーリングが行われていますが、日本人の肌では問題を残すことが多いため、当クリニックでは、安全性の高いグリ コール酸を用いたケミカルピーリングを行います。グリコール酸ピーリングは浅いピーリングで、角層のみを剥離、もしくは角層を薄くする効果があります。こ のピーリングには後述のように様々な効果がありますが、主にニキビに対する治療の有効性が広く認められ、特に保険では治しにくい難治性のニキビ治療に用い られています。方法としては、洗顔し、汚れを取り除いたお顔に、皮膚の状態に合わせた濃度のグリコール酸ゲルを塗布し、一定の反応時間後、水洗し、反応を 終了させます。
まず、施術の1週間前より、3~5%のグリコール酸ローションにて、自宅でお手入れをしていただきます(ホームピーリングキットを ご用意しています)。その後まず、10%の濃度で1回、問題がなければ2週間後以降には20%で約2週間から4週間の間隔にて維持していただきます。習熟 後はご自宅で最初より高濃度のホームピーリングキットで自宅ケアに移行していただきます。
<期待される効果>
グリコール酸ピーリングには以下のような効果があります。
○ 角層を薄くし、肌をスムーズに柔らかくする。
○ 表皮を厚くし、皮膚に張りを与える。
○ 表皮層のメラニン生成を抑制し、色素沈着(シミなど)を改善する。
○ コラーゲンを増加させ、皮膚の張りや弾力性・水分保持に寄与する。
○ 目で見えるレベルのコメド(面疱)の表面の角質を溶解し、つまりの本体を露出させ
やすくする。あるいは目で見えないレベルのつまりを改善する。
○ 酸により毛包部の殺菌を行う。
これらの効果は、1回の施術で出現するわけではなく、効果の発現には個人差があります。また、他の施術と併用することでより大きな効果が得られます。特にピーリング後はビタミンCの吸収が良くなるため、ビタミンCのイオン導入との併用がお勧めです。
■治療後のアフターケア
★ 化粧は施術当日より通常どおり可能ですが、刺激感が強く出られた方は当日はお控え下さい。
★ 施術後5日までは、乾燥しやすいので化粧水や保湿剤などで十分にケアを行ってください。
★ 施術期間中は、強い紫外線を浴びる活動は禁止。帽子、日傘、サンスクリーン剤(SPF20位)などの紫外線対策を徹底して下さい。
2005年08月24日