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うおのめ・胼胝腫(たこ)
2005,08,13, Saturday
皮膚病AtoZ 「うおのめ・胼胝腫(たこ)」
1)どうして出来るの?(定義・病態生理):機械的刺激が繰り返して持続的に加わって出来る表皮の肥厚を言います。骨や靴で圧迫されたり,すれたりして皮膚を通しての体重分散に異常が生じた結果です。ペンだこはペンを強く握るのを続けるために出来るようなものです。
2)どんなもの?(臨床症状)
A.鶏 眼:半透明の中心部(核)を持ったまわりとの境界がはっきりした角質肥厚(硬い)病変で,円錐形でその頂点が下方の真皮内に向かい,(神経を圧迫するので)ナイフで刺されたような疼痛(上から押さえたときの痛み)を伴います。足の小指の背面によく出来ます。軟鶏眼は趾間(足の薬指と小指の間の付け根に多い:小指の基節骨骨頭が薬指基節骨頭基部を圧迫または趾間の浸軟のため)によくみられ,白色調にふやけています。
鶏眼では病変部を削ると,中心核がはっきりし,さらに削るとこの核が小さくなり消えます。時にウイルス性のイボと間違われることもありますが,イボでは削ると中心部に赤色と黒色小斑点(毛細血管の血栓)の点状出血がみられます。軟鶏眼では単純な浸軟や趾間部の真菌症と間違われることもあります。病変を削ると中心部に核があらわれます。時に趾間の基部に小さな洞孔を合併し細菌感染を生じることもあるので注意が必要です。
B.胼胝腫:比較的大きな角質肥厚で,第1または第5中足骨骨頭に一致する足底に好発。皮膚紋理は保たれ,中央の核はみられない。自覚症状は伴わないか,靴の中にものが入ったような違和感を覚えることがあります。
3)治療:メス刃,剃刀,ヤスリ,ルーター,CO2レーザーで角化病変を削って除去します。この際,事前にスピール膏を病変部に合わせて少し小さめに切り取り,患部に3〜5日貼付(丈夫なテープでしっかり固定)しておくと白く浸軟して除去しやすい(大きく貼りすぎたり,ズレたりしないように注意)。日々は角質溶解剤(尿素,サリチル酸など)を外用します。
4)ケア:圧力やズレを軽減
・入浴後など皮膚の角質が水分でふやけている時にタコ・ウオノメ削り器を使用するのも効果的です。軽度であればヤスリ,ひどい時は専用の刃のついた機器を使用します。
・靴のサイズや形(先のとがり具合,ハイヒール)に注意します。
・中敷き(インソール)の使用,市販の魚の目パッドやシリコンパッドを病変部周囲に貼付するのも有用です。
5) その他,足の変形(外傷,神経疾患,糖尿病,関節リウマチなど),一部の足底への偏った体重加重の要因,基礎疾患の有無:肥満,神経疾患による感覚異常など,骨の異常の有無(X線検査⇒矯正靴,足底板)なども関係します。
2)どんなもの?(臨床症状)
A.鶏 眼:半透明の中心部(核)を持ったまわりとの境界がはっきりした角質肥厚(硬い)病変で,円錐形でその頂点が下方の真皮内に向かい,(神経を圧迫するので)ナイフで刺されたような疼痛(上から押さえたときの痛み)を伴います。足の小指の背面によく出来ます。軟鶏眼は趾間(足の薬指と小指の間の付け根に多い:小指の基節骨骨頭が薬指基節骨頭基部を圧迫または趾間の浸軟のため)によくみられ,白色調にふやけています。
鶏眼では病変部を削ると,中心核がはっきりし,さらに削るとこの核が小さくなり消えます。時にウイルス性のイボと間違われることもありますが,イボでは削ると中心部に赤色と黒色小斑点(毛細血管の血栓)の点状出血がみられます。軟鶏眼では単純な浸軟や趾間部の真菌症と間違われることもあります。病変を削ると中心部に核があらわれます。時に趾間の基部に小さな洞孔を合併し細菌感染を生じることもあるので注意が必要です。
B.胼胝腫:比較的大きな角質肥厚で,第1または第5中足骨骨頭に一致する足底に好発。皮膚紋理は保たれ,中央の核はみられない。自覚症状は伴わないか,靴の中にものが入ったような違和感を覚えることがあります。
3)治療:メス刃,剃刀,ヤスリ,ルーター,CO2レーザーで角化病変を削って除去します。この際,事前にスピール膏を病変部に合わせて少し小さめに切り取り,患部に3〜5日貼付(丈夫なテープでしっかり固定)しておくと白く浸軟して除去しやすい(大きく貼りすぎたり,ズレたりしないように注意)。日々は角質溶解剤(尿素,サリチル酸など)を外用します。
4)ケア:圧力やズレを軽減
・入浴後など皮膚の角質が水分でふやけている時にタコ・ウオノメ削り器を使用するのも効果的です。軽度であればヤスリ,ひどい時は専用の刃のついた機器を使用します。
・靴のサイズや形(先のとがり具合,ハイヒール)に注意します。
・中敷き(インソール)の使用,市販の魚の目パッドやシリコンパッドを病変部周囲に貼付するのも有用です。
5) その他,足の変形(外傷,神経疾患,糖尿病,関節リウマチなど),一部の足底への偏った体重加重の要因,基礎疾患の有無:肥満,神経疾患による感覚異常など,骨の異常の有無(X線検査⇒矯正靴,足底板)なども関係します。
2005年08月13日