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2008年04月25日

水イボのピーリング剤治療

水イボのピーリング剤治療

当院での水イボ(伝染性軟属腫)の治療は、基本的には麻酔テープ(ペンレス)を貼付し、ピンセットで摘除する方法を第一選択としていますが、水イボ(伝染性軟属腫)の数が多く、ピンセットでの摘除が困難な場合に限ってピーリング剤治療をご紹介しております。
*この方法は「Visual Dermatology: Vol.7, No.4, 2008」をもとに当院用に多少の改変を行ったものです。

<ピーリング剤治療の利点>
①    ピーリング剤を塗布するため、多少ピリピリはするが、患児への痛みが少ない。
②    痛みが少ないため、本人及びご家族の精神的苦痛・負担が軽い。
③    事前に麻酔テープ(ペンレス)を貼付してくる必要がない。

<ピーリング剤治療の欠点>
①    周囲に湿疹があると、ピーリング剤の刺激感がより出現しやすい。
※湿疹の症状が強い場合は、湿疹治療をした後に水イボ(伝染性軟属腫)のピーリング剤治療を行う手順となります。実際のピーリング剤による治療は後日になる場合がありますのでご了承下さい。
② ピーリング剤治療は有効とされていますが、当然ながら1回で終わるものではなく、複数回かかる可能性があります。また、何回で治るというお約束はできません。

<実際の治療方法>
*ピーリング剤は20%程度のグリコール酸あるいは乳酸を使用します。
①  綿棒で各水イボ(伝染性軟属腫)にピーリング剤を少し多めに塗布します。
※ピーリング剤を塗布すると少しピリピリします。
② ピーリング剤の刺激が大丈夫であれば、基本的には2~3分以上そのまま放置します。
※刺激が強いときは、早めに終了しますのでお申し出下さい。
③ 中和剤をしみ込ませたガーゼ・コットンなどで拭き取り、全体に外用剤を塗布します。

<その他>
・治療した部位が部分的に「かさぶた」のようになることがあります。
・治療当日から入浴可能です。ピーリング剤・中和剤を使用しておりますので、当日中(入浴時)に洗い流すようにして下さい。その際には周囲の乾燥や湿疹の部位も含めて、状態に応じた外用薬(保湿剤、ステロイド外用剤など)を使用して下さい。
・治療には、ベッドの使用が必要になります。事前にご予約とともに下記同意書への署名をお願い致します。

ご予約の際は、必ず「水イボのピーリング剤治療」希望であることをお伝え下さい。
また、ピーリング治療後にピンセットでの摘除治療に変更を希望される場合も、その旨を必ずお伝え下さい。
※ 当院での局所麻酔テープ剤の患部への貼付はいたしておりません。事前に自宅でお願いいたします。

投稿者 mildix : 16:43

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