皮膚科AtoZ ミルディス皮膚科:東京都足立区北千住で皮膚科を診療している院長の皮膚に関するブログです。

Home > ピーリング

ピーリングローション

皮膚病AtoZ 「ピーリングローション」

マイルドピーリングローションの使用法
(ニキビ・オイリースキン用化粧水)

【はじめに】
ニキビは皮脂分泌過剰,皮膚ターンオーバー(生まれ変わり)の乱れ,ニキビ菌などの細菌が毛穴に存在することが関係しあって出現します。状態によってはク リニックでのケミカルピーリングやレチノイン酸外用,抗生物質内服などの併用が必要になることもありますが,日々のスキンケアを調節することによっていい 状態を長く保つことも出来ますし,クリニックでのピーリングもより効果的になります。そのため,主に皮脂分泌過剰,皮脂の酸化,皮膚のターンオーバーのコ ントロールを目的にして,日々化粧水の代わりに使用できるようにローションを作りました。
【成分・保管】
① 低濃度グリコール酸,②リン酸型ビタミンC(安定型ビタミンC) などを主成分にしています。できるだけ低刺激にするために防腐剤などは未使用なので短期 間(1~2週間)で使いきって下さい。冷暗所(冷蔵庫など)にて保管して下さい。空気,日光,室内灯によってビタミンCが酸化され,次第に茶褐色に変色し てきます。変色しても使用上問題はありませんが,ビタミンCの抗酸化力は低下しています。
【使用方法】
現在お使いの化粧水の代わりに洗 顔後に1日2回お使い下さい。洗い流す必要はありません。その後に乳液やクリームなどを使用しても問題ありません。角質層は薄くなってきますので、日焼け 止めを必ずお使い下さい。また、赤ニキビ用の外用剤はこのローション使用前に患部に限局してお使い下さい。赤ニキビなどや髭剃り後では多少チクチクするよ うな痛みが生じることがあります。刺激症状が強い時には洗い流してください。稀にグリコール酸に過敏な方がおられますので,使用後の赤みが中々消退しない 時にはご使用を中止して下さい。

続き▽

2005年11月15日

ケミカルピーリングについて

皮膚病AtoZ 「ケミカルピーリングについて」

●ケミカルピーリング(グリコール酸)●
治療方法のご説明と注意事項

■概略と治療方法
ケミカルピーリングとは、お肌に化学物質(酸)を塗布することにより、角質や表皮を剥離・溶解させる行為を総称して言います。欧米ではシワの除去や美白の ためにより強い酸を用いた深いレベルでのピーリングが行われていますが、日本人の肌では問題を残すことが多いため、当クリニックでは、安全性の高いグリ コール酸を用いたケミカルピーリングを行います。グリコール酸ピーリングは浅いピーリングで、角層のみを剥離、もしくは角層を薄くする効果があります。こ のピーリングには後述のように様々な効果がありますが、主にニキビに対する治療の有効性が広く認められ、特に保険では治しにくい難治性のニキビ治療に用い られています。方法としては、洗顔し、汚れを取り除いたお顔に、皮膚の状態に合わせた濃度のグリコール酸ゲルを塗布し、一定の反応時間後、水洗し、反応を 終了させます。
まず、施術の1週間前より、3~5%のグリコール酸ローションにて、自宅でお手入れをしていただきます(ホームピーリングキットを ご用意しています)。その後まず、10%の濃度で1回、問題がなければ2週間後以降には20%で約2週間から4週間の間隔にて維持していただきます。習熟 後はご自宅で最初より高濃度のホームピーリングキットで自宅ケアに移行していただきます。

<期待される効果>
グリコール酸ピーリングには以下のような効果があります。
○ 角層を薄くし、肌をスムーズに柔らかくする。
○ 表皮を厚くし、皮膚に張りを与える。
○ 表皮層のメラニン生成を抑制し、色素沈着(シミなど)を改善する。
○ コラーゲンを増加させ、皮膚の張りや弾力性・水分保持に寄与する。
○ 目で見えるレベルのコメド(面疱)の表面の角質を溶解し、つまりの本体を露出させ
やすくする。あるいは目で見えないレベルのつまりを改善する。
○ 酸により毛包部の殺菌を行う。
これらの効果は、1回の施術で出現するわけではなく、効果の発現には個人差があります。また、他の施術と併用することでより大きな効果が得られます。特にピーリング後はビタミンCの吸収が良くなるため、ビタミンCのイオン導入との併用がお勧めです。

■治療後のアフターケア
★ 化粧は施術当日より通常どおり可能ですが、刺激感が強く出られた方は当日はお控え下さい。
★ 施術後5日までは、乾燥しやすいので化粧水や保湿剤などで十分にケアを行ってください。
★ 施術期間中は、強い紫外線を浴びる活動は禁止。帽子、日傘、サンスクリーン剤(SPF20位)などの紫外線対策を徹底して下さい。

2005年08月24日

Categories

Entry Tag

Entries

Archives