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ハイドロキノンとは

皮膚病AtoZ 「ハイドロキノンとは」

ハイドロキノン製剤使用説明書

皮膚の色素沈着性疾患に対するハイドロキノン製剤を用いた治療法について説明いたします。
ハイドロキノンは肝斑、老人性色素斑、炎症後色素沈着症(かぶれやニキビあとのシミ)などのいわゆる「しみ」の治療、あるいは種々の皮膚疾患に対する レーザー治療や液体窒素凍結療法後の炎症後色素沈着の予防的治療などに際して使用いたします。現時点ではこれらの疾患の治療としてはビタミンCの内服やイ オントフォレーゼ、一部の疾患にはレーザーなどの使用以外には市販品のメラニン生成抑制作用の弱い化粧品(ルシノール、コウジ酸、アルブチン、プラセンタ エキスなど)を外用するしかありません。以前からハイドロキノン(Hydroquinone)やその誘導体に皮膚脱色作用があることは知られていました が、刺激性などの副作用から使用困難な場合でも弱いステロイド(副腎皮質ホルモン剤)を加えることによって刺激症状がほ少なくなります。

【治療法】
1) 1日2回(朝・晩)、ハイドロキノン製剤を局所に単純塗布していただきます。ステロイド添加製剤・無添加製剤の選択や使用期間・外用回数は症状に応じて変わりますので、主治医の方からご説明いたします。
2) 外出時にはサンスクリーン剤(日焼け止め)などで遮光してください。
3) より効果を求める場合には、レチノイン酸などと併用することがあります。
4) 中等度以上の刺激、紅斑、皮疹が現れたら使用を中止してください。また、目に入らないように注意してください。傷を有する部位や日焼け後、汗疹(あせも)などがある部位には使用しないでください。
【副作用】
1) 皮膚刺激作用、皮膚感作性など
2) ステロイド併用では、ステロイドの長期使用により皮膚萎縮、毛細血管拡張など
3) レチノイン酸併用では、レチノイン酸による皮膚刺激作用など

2005年08月24日

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